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「こんな男が監督を務めるべきではない」W杯出場の可能性が消滅したサッカー中国代表、現地は指揮官を痛烈批判で解任を叫ぶ

text by 編集部 photo by Getty Images

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中国代表

【写真:Getty Images】

監督を批判?

 サッカー中国代表は5日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)第9節でインドネシア代表と対戦した。試合は0-1で中国が敗れている。中国メディア『SOHU』は7日に、本大会出場の可能性が最終節を前にして消えた原因は、チームを率いるブランコ・イバンコビッチ監督にあると報じた。

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 敗北すればプレーオフ出場の可能性も消滅する大一番で、中国はインドネシアのホームに乗り込んだ。勝利が必須の状況だったが、40分に痛恨のPKを与えてしまう。これをインドネシアFWオレ・ロメニーに決められてしまい、その後得点を奪えず0-1で敗北した。

 同メディアは、「こんな71歳の男が、国家代表チームの監督を務めるべきではない」とタイトルをつけて、イバンコビッチ監督の手腕を痛烈に批判している。

「我慢の限界を超えた。監督は今年71歳。1年以上もチームを率いてきた。『姿勢が良い』と言うだけではダメだ。肝心なのは、彼が何も成し遂げていないことだ。かつてヨーロッパで監督として実績を残したが、今では世界の先進的なコンセプトから大きく遅れをとっている」

 また、「サッカー協会は彼を獲得する際に徹底的な調査を行わなかったようだ。単に安いという理由だけで契約し、月給は国内の監督の平均の半分に過ぎない。その結果、彼はチームを成長させることができず、育成プランもずっと同じだった」と、監督を任命した中国サッカー協会の決断についても疑問を呈している。

 そして、「問題なのは、この老監督が長期的な育成を望んでいないことだ。ユースの育成システムを一度も管理したことがなく、育成も場当たり的である」と言葉を続け、「間違いなく老年の指導者は退任することになる。ここ1年ほど、チームにはあまり成果がなかった。今回の敗退はサッカー協会にとって教訓となるだろう。今後、信頼できる人材を見つけられるかどうかは、根本的な問題を解決できるかどうかにかかっている」と、監督解任が必須であることを強調した。

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