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【写真:Getty Images】
中国はなぜW杯に進出できないのか?
サッカー中国代表は5日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)第9節でインドネシア代表と対戦した。試合は0-1で中国が敗れている。スペインメディア『AS』は7日に、中国が再びW杯出場権を逃してしまったことについて伝えた。
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8試合を消化して2勝6敗(勝ち点6)でグループC最下位の中国。インドネシアに負けた場合、最終節を残してプレーオフ出場権を獲得できる可能性も消滅する崖っぷちの状況だった。しかし、40分に痛恨のPKを献上して失点。その後、インドネシアのゴールネットを揺らすことができずに、0-1で試合終了の笛を迎えている。
同メディアは、「何か奇妙なことが起こっている。中国は依然としてワールドカップでゴールを決められないだろう。このアジアの巨人は、26年ワールドカップ出場のチャンスを再び失った」と前置きし、中国サッカーの現状について次のように伝えた。
「今回の大会では、アジアの8チームを含む48チームが出場できる可能性があったにもかかわらず、中国は本大会出場の夢を叶えることはできなかった。今回は、インドネシアに0-1で敗れ、プレーオフ進出も叶っていない。W杯出場の夢は、またしてもあっけなく終わったのだ。中国代表が初めてワールドカップ出場という歴史的な偉業を成し遂げた02年は、もう遠い昔の話だ」
そして、「中国代表は予選を繰り返すごとに低迷し、国内では疲弊感が高まっている。アジアカップでも状況は改善していない。23年に開催された前回大会では、グループリーグ突破を逃した。アジア、そして世界の経済大国である中国は、この失態を解決できていない」と、中国サッカーの低迷が長く続いていることを指摘した。
また、「政府の支援も外国からの支援も、国内リーグへの巨額の財政支援も代表チームの運命を立て直すことには成功していない」と述べた上で、「セルビアのベテラン、ブランコ・イヴァンコビッチでさえ、他の偉大な監督たちができなかったことを成し遂げるのは不可能だった。マルチェロ・リッピ、ファビオ・カンナヴァーロ、ホセ・アントニオ・カマーチョ、といった監督たちも、知恵を絞ってチームに貢献しようとした。しかし、成果は得られていない」と、様々な指揮官がチームを率いても、W杯出場の夢を勝ち取ることができていないと強調した。
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