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なぜ呼ばれない!? サッカー日本代表に招集したかった5人。6月シリーズで選ばれても不思議ではなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 6月のFIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選に臨んでいるサッカー日本代表。すでに本大会出場を決めていることもあり、今回は多くのニューフェイスがメンバーに招集されている。一方で、「なぜ呼ばれない?」と議論の対象となる選手も存在する。今回は、日本代表に招集したかった選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照、スタッツは『Jleague.co』を参照。

DF:毎熊晟矢

毎熊晟矢
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年10月10日
所属クラブ:AZアルクマール(オランダ)
24/25リーグ戦成績:26試合0ゴール1アシスト

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 毎熊晟矢は、昨年夏にセレッソ大阪からオランダのAZアルクマールに加入し、1シーズンを通してコンスタントにプレーした。ヨーロッパでの1年目を終えてそろそろ日本代表でも試したいタイミングだが、今回のメンバーには名を連ねなかった。

 昨年のAFCアジアカップ2023では、日本代表として3試合に先発出場し、決勝トーナメント1回戦のバーレーン戦ではアシストも記録。存在感を示したが、大会後に森保ジャパンが4バックから3バックに変更したことで、右サイドバックを主戦場とする毎熊は招集されなくなった。

 毎熊は攻撃的なサイドバックとしての魅力を持つが、現在のシステムでは右ウイングバックのポジションに堂安律や伊東純也といったタレントがひしめいており、ポジション争いは熾烈だ。

 直接のライバルといえる菅原由勢は、2023/24シーズンにAZで右サイドバックを務めてリーグ戦で4得点7アシストを記録していた。2024/25シーズンは所属するサウサンプトンが不調だったとはいえ、プレミアリーグで30試合に出場し、1得点1アシストを記録していることを考慮すると、まだ毎熊は分が悪いかもしれない。代表キャリアが長い菅原は、ムードメーカー的な側面もあるため、毎熊が招集を勝ち取るのは簡単ではないだろう。

 AZのマールテン・マルテンス監督は、4バックを軸としており、毎熊はウイングバックとして経験を積む機会が限られている。それでも欧州で経験を積んだ今、異なるシステムで彼の特長を生かす価値は十分にありそうだ。

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