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フォーカス 3週間前

なぜ呼ばれない!? サッカー日本代表に招集したかった5人。6月シリーズで選ばれても不思議ではなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:藤本寛也

藤本寛也
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年7月1日
所属クラブ:ジル・ヴィセンテ(ポルトガル)
24/25リーグ戦成績:30試合5ゴール6アシスト

 藤本寛也は東京ヴェルディの育成組織出身で、2018年にトップチームに昇格。2020年夏に期限付き移籍でポルトガルのジル・ヴィセンテに加入し、その2年後には完全移籍に切り替わった。

 藤本はジル・ヴィセンテで10番を担い、攻撃の中心としてチームをけん引。2024/25シーズンは開幕直後から好調で、第2節のAVS戦ではハットトリックを達成し、第8節までに5得点2アシストを記録。その後は得点への直接的な関与こそ減ったが、中盤の主力としてリーグ戦28試合に先発出場し、存在感を示した。

 そんな藤本は今夏、大きなステップアップの可能性を迎えている。ジル・ヴィセンテとの契約は今月末で満了予定であり、現地では契約延長の動きがないことから退団が濃厚と見られている。先月にはイングランド2部へ昇格したバーミンガム・シティへの加入報道も出ており、欧州での次なる舞台が注目される。

 世代別日本代表ではU-20まで常連だったが、A代表からはこれまで招集されていない。それでもポルトガルでの5シーズンを通じて経験と実績を積み重ねており、2021年にわずか25万ユーロ(約4000万円)だった『transfermarkt』の市場価値は400万ユーロ(約6億4000万円)まで上昇しており、ヨーロッパで一定の評価を受けている。

 そろそろ成長した姿を代表で確認したいファンも多いのではないだろうか。

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