サッカー日本代表 最新ニュース
サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった6月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。(成績、市場価値は6月8日現在。『transfermarkt』を参照)
5位:中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年7月28日
市場価値:800万ユーロ(約12.8億円)
24/25リーグ戦成績:32試合11得点2アシスト
日本代表通算成績:17試合8得点1アシスト
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スタッド・ランスは昇降格プレーオフの末に2部降格となったが、中村敬斗はリーグ・アンで初となる2桁ゴールを記録している。
日本代表でも17試合で8得点とハイペースでゴールを重ねていることからもわかるように、中村はフィニッシュの精度に定評がある選手だ。カットインからの内巻きのシュートが得意な形で、ボックス外からも枠を捉える技術とパワーがある。
しかし、直近の日本代表ではゴールから遠い[3-4-2-1]の左ウイングバックでの起用が続いていることから、8試合続けて得点から遠ざかっている。今回の招集メンバーではトップの数値とした「攻撃力」をはじめとする個性を活かすのであれば、シャドーでの起用を検討しても良いかもしれない。
6月シリーズは選外となったが、同じポジションのライバルには三笘薫という強力なアタッカーがいる。彼と比較をすると「スピード」や「テクニック」は劣るかもしれないが、いずれも日本代表の中では上位クラスの能力値だ。「守備」での献身性もあることから、アジアレベルでは問題なくウイングバックでのプレーもできている。
所属クラブが2部降格となったことから今夏の移籍は決定的と言えるだろう。来夏のワールドカップに向けて、理想の新天地を見つけることができるかどうかは、日本代表にも大きな影響を及ぼしそうだ。