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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング6~10位。代表定着を目指す男たち

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった6月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。(成績、市場価値は6月8日現在。『transfermarkt』を参照)

10位:渡辺剛(ヘント/ベルギー)

渡辺剛

【写真:Getty Images】

生年月日:1997年2月5日
市場価値:900万ユーロ(約14.4億円)
24/25リーグ戦成績:34試合2得点2アシスト
日本代表通算成績:4試合0得点0アシスト

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 渡辺剛は今季のヘントでクラブの年間最優秀選手賞を受賞した。この活躍を踏まえて、約1年3カ月ぶりとなる日本代表復帰を果たしている。

 所属クラブでは守備の要として3バックの中央を任される渡辺は「パワー」と「守備力」に定評のあるストッパーだ。特に対人守備における安定感は抜群で、リーグ戦での地上戦勝率は65.7%、空中戦勝率は61.3%と高いアベレージを記録している。

 アジア予選での日本代表は3バックを採用しており、代表復帰戦となったオーストラリア代表戦では所属クラブと同じく中央のポジションで出場。シンプルなロングボールやクロスは打点の高いヘッドで跳ね返し、相手FWが中盤に降りてボールを引き出そうとした場面では、粘り強いマークで前を向かせない好守備を披露していた。

 このようなディフェンス面での活躍が目立った一方で、最終ラインから相手のプレスを外すようなビルドアップでの貢献度は決して高いとは言えない。「攻撃力」や「テクニック」は他のCBと比較をすると成長の余地があるだろう。守備では計算できる選手だけに、代表定着には保持での精度を上げたいところだ。

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