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平河悠が代表デビュー戦でつかんだ手応えと課題
サッカー日本代表は7日、10日のFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)のインドネシア代表戦へ向けて練習を再開した。5日のオーストラリア代表戦でA代表デビューを果たした平河悠は、自身のプレーを振り返ったうえで自らの力を最大限発揮することが他の選手との違いを生み出すことになると話した。
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5日のオーストラリア代表戦でA代表デビューを飾り、フル出場した平河。持ち味の縦への推進力や左右両足での鋭いミドルシュートで存在感を放った。
「自分の特徴を出せたシーンもありましたし、デビュー戦にはなりましたけど、緊張せずにいつも通りに入れたんで、まずまずだったかなと思います。けど、もう少しポケットを取る回数を増やしたり、仕掛けるところや裏にアクションで受けるところはもう少しできた」
自身の武器を出せたところとゴール前での迫力に欠けたところがあったと自身のデビュー戦を振り返ったが、国際試合でいつも通りプレーできたのは、昨年夏から挑戦を続けるイングランド2部リーグのブリストル・シティでの経験があるからだろう。
「ブリストルに行って1年間ずっと海外の選手とやってたので、強度のところもあまり圧力を感じることなくすんなり入れましたし、海外でやってきたことをオーストラリア戦で再現できたのを少し見せられた」
平河の海外挑戦1年目はリーグ戦36試合に出場し2ゴール。今年2月には完全移籍の契約も交わすなど着実に信頼をつかんでいる。
だが、平河と同じ右ウイングバックのポジションには堂安律や伊東純也らがいる。代表定着、定位置取りへはさらなるインパクトを残す必要がある。その熾烈なポジション争いに食い込むためにどのような違いをもたらすのか。
「正直比べながら自分もあんまり見たりはしないんで、もうすごい選手なのはみんなわかってますし、特徴が違う中で自分がどうパフォーマンスを出すかだと思う。誰が良いかは森保(一)さんが決めることだと思います」とまずは自身の力を出すことが大事だと強調した。
左右両側からの仕掛けに加え、高精度なキック、攻守両面での運動量、球際の強さなど高い水準で何でもこなす平河。代表常連組との違いを生み出すためにもインドネシア代表戦では得点に絡むプレーを増やし、目に見える結果を残したいところだ。
(取材:加藤健一、構成:編集部)
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