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よく流れる曲の正体は!? 世界のサッカーを彩るキラーチューン(4)日本代表の試合でも使用。耳に残る「“Woo hoo”」

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカー界において、今や音楽の存在は不可欠だ。スタジアムBGMや、ワールドカップ(W杯)などの重要な局面で公式採用、あるいはファンコミュニティにおいてミーム的な広がりを見せる楽曲が複数存在する。今回は、昨今のフットボールシーンにおいて大きな存在感を放った楽曲を10曲紹介する。※リリース日はDiscogs準拠、再生回数は2025年5月4日時点

タイトル:Song 2


参照元:YouTube

アーティスト名:Blur
リリース年:1997
YouTube再生回数:2億回

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 イギリスの国民的バンドであるBlurは、今日に至るまでいくつも名曲を生み出してきた。1997年にシングルとしてリリースされた「Song 2」は代表格だが、その影響力はスポーツ界にも及んでいる。

 NFLにNBAなど、長年にわたってアスリートたちの勇姿を彩ってきた。同楽曲は、マルチプラットフォーム対応のゲームソフト『FIFA ロード・トゥ・ワールドカップ98』のテーマソングとして起用されるなど、リリース直後からサッカーとの関わりを持っている。

 サッカー日本代表の試合でもゴールシーンで同楽曲はこだましており、ネットが揺れたあと少し間を置いてから聞こえる“Woo hoo”というフレーズは、多くのファン・サポーターの記憶に残っているはずだ。

 BlurやThe Smithらとの仕事で知られるプロデューサーのスティーヴン・ストリートによれば、この印象的なフレーズは偶発的なものだという。2017年4月、彼は米メディア『Vice』にて以下のように語っている。

「デーモン・アルバーン(=バンドのフロントマン)はもっと意味のある歌詞を書こうと考えていたんだが、同じバイブスとパワーをもたらすものは出てこなかったんだ。“Woo hoo”というフレーズは隙間を埋めるために考案されたもので、いわゆるガイドボーカルだった。あとになって、彼はそれが普遍的で残すべきものだと気付いたようだよ」

 今は日本代表のゴールセレブレーションで使われていないが、その歌声はまさしく普遍性により極東のスタジアムにまで響き渡っていた。

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【了】

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