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サッカー日本代表、インドネシア代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。オーストラリア戦からの変更は?

CB:関根大輝

関根大輝
【写真:Getty Images】

生年月日:2002年8月11日(22歳)
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
24/25リーグ戦成績:15試合0得点
日本代表通算成績:1試合0得点

 オーストラリア戦でA代表デビューを飾った関根大輝。チームは敗北を喫したものの、個人として上々のクオリティを見せた。

 187cmというリーチの長さだけでなく、サイドバックとしても稼働できる上下運動の多さでチームを支え、3バックの一角ながら効果的な攻め上がりを何度も見せた。右ウイングバックに入った平河悠は前節で最も輝いた選手のひとりだが、関根の存在も大きいだろう。

 インドネシア戦でも同選手は3バックの右に配置されると見られ、引き続きその体躯とインテンシティを発揮することを期待される。対面にはオランダのNECナイメヘンで活躍するカルヴィン・フェルドンクが入る可能性が高く、欧州レベルの強度に対応する必要がありそうだ。

 今回の試合でも質の高いプレーを披露できれば、関根個人にとって今シリーズは成功と言って差し支えないだろう。

CB:高井幸大

高井
【写真:Getty Images】

生年月日:2004年9月4日(20歳)
所属クラブ:川崎フロンターレ
2025リーグ戦成績:17試合2得点
日本代表通算成績:3試合0得点

 負傷を訴えた渡辺剛に代わって、高井幸大がオーストラリア戦の69分からピッチに立った。若手ながらトラブルにも老獪な対応を見せ、192cmのフィジカルを活かしたデュエルでも強さを示した。

 とりわけ空中戦では何度も相手に競り勝ち、体格が優れたオーストラリアの選手を相手に優位に立つ場面が見られた。インドネシア戦ではスタートから3バックの真ん中に立つと見込まれ、DFリーダーとしての振る舞いにも期待される。パス供給やインターセプトの能力も高く、攻撃面の貢献にも注目だ。

 相手の前線には世代別オランダ代表経験者のオレ・ロメニーが起用されると見られるが、彼をどう止めるかも重要なトピックである。ロメニーは出場した最終予選の3試合すべてでゴールをあげており、前節・中国代表戦では決勝点も記録している曲者だ。

CB:鈴木淳之介

鈴木準之助
【写真:Getty Images】

生年月日:2003年7月12日(21歳)
所属クラブ:湘南ベルマーレ
2024リーグ戦成績:19試合0得点
日本代表通算成績:出場なし

 負傷により戦線を離れている冨安健洋と伊藤洋輝、休養を与えられた板倉滉らが今シリーズ開始前から不在。その上、オーストラリア戦で渡辺剛と町田浩樹が怪我でチームを離脱した。

 その状況下にあって、現在の日本には3バックの選択肢が関根大輝、高井幸大、瀬古歩夢、鈴木淳之介の4名しかいない。インドネシア戦では誰が最終ラインを担うのか注目されるが、左CBには鈴木淳之介の起用を予想する。

 急造チームでは守備面での連係が難しく、前節では瀬古がマークを外してしまい、その一瞬の隙を突かれて日本が失点。終了間際に勝ち点を献上してしまった。

 その責任を瀬古に追求するのが本稿の本意ではなく、急造チームだからこそ専門性の高い鈴木が起用される可能性が高いのではないかと問いかけたい。21歳のDFは所属する湘南ベルマーレで3バックの左を生業とする一方、グラスホッパーでの瀬古はボランチ起用も相当多い。

 2人を比較した場合、目下のベストメンバーに入るのは鈴木ではないだろうか。今回のホームゲームでピッチに立つことになれば、彼はA代表デビューを果たす。

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