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宮本恒靖JFA会長に久保建英はどう映ったのか？

　サッカー日本代表は10日、FIFAワールドカップ（W杯）26・アジア最終予選（3次予選）の第10節でインドネシア代表と市立吹田サッカースタジアムで対戦し、6-0で勝利を収めた。試合後、日本サッカー協会（JFA）の宮本恒靖会長が取材に応じ、今回の最終予選を振り返りつつ、キャプテンマークを巻いた久保建英について言及した。

　森保ジャパンは、最終予選のラストマッチをゴールラッシュで飾り、パトリック・クライファート監督率いるインドネシア代表を6-0で下した。宮本会長は、今回の最終予選について「前回の予選に比べても選手層は厚くなっていると思う。それは（アジアの）出場枠が増えたから楽に戦えたというよりも、チーム力が単純に上がっているんじゃないかな。だからこそ、勝てたと思う」と総括した。

　そして、前節のオーストラリア代表戦では、ベンチから一戦を見守った主将の遠藤航が、今回の一戦では先発メンバーに名を連ねたものの、10番を背負う久保がキャプテンマークを巻いてスタメン出場。

　かつては自身も腕章を巻いて代表選手としてプレーした宮本会長は、久保がゲームキャプテンを務めた経緯について「その意図は監督には聞いてないから分からない」と明かしつつ、「ああいう責任を任されることで選手は伸びる部分は間違いなくあるので、今日のプレーからもそういうのが見られたんじゃないかと思う」とキャプテンマークが与える影響を語った。

　さらに、「プレーで示さなきゃいけないという思いが伝わったし、ポジティブに働いていた」と10番を背負って腕章を巻いた24歳のパフォーマンスを評価した。

（取材：加藤健一 構成・文：編集部）

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