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W杯行きもあるぞ! サッカー日本代表、アピール大成功の5人。6月シリーズで株を上げたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:町野修斗(まちの・しゅうと)

町野修斗
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年9月30日
所属クラブ:ホルシュタイン・キール(ドイツ)
オーストラリア代表戦:69分 IN
インドネシア代表戦:78分 OUT

 フォワード(FW)にとって最も明確なアピール材料は「ゴール」だ。その点で、6月シリーズの町野修斗は求められた役割をしっかりと果たし、森保ジャパンのFW陣に食い込むだけのインパクトを残したと言える。

 途中出場したオーストラリア代表戦では無得点に終わったものの、インドネシア代表戦で先発起用された町野は結果を残すことに成功した。ブンデスリーガで磨きをかけたポストプレーで味方を活かすと、58分には久保建英のパスを受けてゴールネットを揺らす。終わってみれば1得点2アシストの大活躍で、6-0と大勝を飾ったチームに大きく貢献した。

 ボールを引き出す動きに長けており、何より高い決定力を備えている町野をW杯メンバーに選出する意義は大きい。チームの攻撃を機能させる潤滑油となりつつ、必要な時にFWの本分であるゴールも決めてくれるのだから、森保一監督にとっての“勝利の護符”となれる可能性は十分にあるはずだ。

 生き残りを懸けた猛アピールの場はそれほど多く残されていない。上田綺世や小川航基といったストライカーがW杯アジア最終予選で結果を出してきたことを踏まえると、町野は今後の親善試合でも相当なアピールを続ける必要がある。

 だが、上田や小川に勝るとも劣らない総合力の高さを持つ町野であれば、熾烈なサバイバルを制してW杯メンバー入りを勝ち取ることも決して夢物語ではない。

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【了】
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