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コラム 6か月前

三笘薫はブライトンに残るべきか? 特に“失敗できない”今夏の移籍。最も現実的な選択肢とは【移籍考察コラム】

シリーズ:コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

新たなプレースタイルが確立された2024/25シーズン

ブライトンMF三笘薫
【写真:Getty Images】

①ブライトンが選手として成長できる環境にあること
②世代交代に伴い、チームリーダーの1人になる可能性があること
③成長した先に欧州カップ戦出場権獲得の可能性があること

 2024/25シーズンからファビアン・ヒュルツェラー体制となったブライトンは、チームの土台を築くための1年間を過ごした。

 前任者と比較をして、より強度の高いトレーニングを行ったことも影響して、プレミアリーグのクラブで最も怪我人が出てしてしまったが、これは長期的な視点で見ると決してネガティブなことではない。

 交代策を筆頭に改善の余地はあるが、監督自身も選手とともに成長しており、来たる2025/26シーズンは欧州カップ戦出場権を獲得する大きなチャンスになる可能性もある。

 三笘個人としては、新たなプレースタイルが確立されたシーズンだった。それまでの左の大外レーンのプレーだけでなく、よりゴールに近い位置での関与が求められた結果、プレミアリーグで初となる2桁ゴールを達成。ドリブルだけでなく、フィニッシュワークの部分で大きな成長をみせた。

 仮に三笘が2025/26シーズンも残留した場合は、今季以上により得点やアシストなどゴールに関わる部分のタスクが求められると予想している。

 その理由は、ブライトンが来季に向けて[3-4-2-1]で戦う頻度が多くなると想定しているから。その可能性が高くなったと考えるのが、6月17日に獲得を発表したイタリア代表DFディエゴ・コッポラ(21)の存在だ。

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