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板倉滉、新天地はイングランド？

　ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）に所属する28歳の日本代表DF板倉滉に関して、アイントラハト・フランクフルトに続きトッテナムも関心を示しているようだ。アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの去就が不透明であることが影響していると、英メディア『ギブミースポーツ』が22日に報じている。

　ロメロは2021年8月にアタランタからトッテナムへ期限付き移籍した後、翌年には完全移籍へ移行した。主力センターバックとして活躍していたものの、昨季は怪我で離脱した期間もあり、大きく出場数を減らしている。トッテナムとの契約は2027年6月まで残っているが、最近では移籍を仄めかす発言をしており、今夏に退団する可能性が高まっていた。

　そのため、トッテナムは新たなセンターバックの補強に動いていた。しかし、トップターゲットのイングランド代表DFマルク・グエイ（クリスタル・パレス）は、リバプールへ移籍するとの見方が強まっている。そこで別の候補として、板倉に目を向けているようだ。同メディアによると「新体制のスカッド構成の中で、トーマス・フランクが彼をどのように位置づけているかは不明だが、クラブは彼のようなタイプの選手を探している。すでに仲介者がトッテナムと接触しており、長年のターゲットだった板倉の現状について情報交換が行われている」という。

　続けて「彼はブンデスリーガ公式サイトに、信じられないほど優れた選手と称されたこともある。移籍金の手頃さ、多様なポジションでプレー可能、そして現実的な獲得可能性を踏まえると、非常に賢い補強になるかもしれない」と伝えた。トッテナムが過去18カ月に渡って取引の可能性を探り、1200万ポンド（約24億円）の移籍金で獲得できることから、プレミアリーグ行きもあり得そうだ。