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森保さん頼みます! サッカー日本代表に推薦したい未招集のJリーガー5人。E-1で活躍を期待したい男たち

シリーズ:日本代表に推薦したいJリーガー text by 編集部 photo by Getty Images

GK:早川友基(はやかわ・ともき)

鹿島アントラーズ所属GK早川友基

【写真:Getty Images】

生年月日:1999年3月3日
所属クラブ:鹿島アントラーズ
2025リーグ戦成績:21試合9クリーンシート

 国内組中心で臨むと予想される東アジアE-1サッカー選手権2025では、鹿島アントラーズの早川友基が満を持して日本代表に名を連ねるだろう。

 明治大学出身の早川は、2021年に鹿島へと加入。同シーズンは同い年の沖悠哉、2022シーズンはベテランGKのクォン・スンテがチームの守護神を務めていたため、早川はほとんど試合で経験を積むことは出来なかった。

 それでも、2022年の最終盤にスタメンとして連続出場を続けると、翌年の2023シーズンにはレギュラーとして起用され、結果的にリーグ戦全試合フル出場を達成した。昨季は現役を引退したスンテから背番号1を継承し、2年連続でリーグ戦全試合にフル出場している。

 正真正銘、名門の正守護神となった早川は、驚異的なシュートストップで幾度となくチームのピンチを救ってきた。近距離、遠距離問わず、得点を許さない素早い反応を見せ、ディフレクションでコースが変わっても、対応が遅れることはほとんどない。

 さらに、早川はフィード能力にも優れており、相手陣地の最深部にポジションをとる味方FWに正確なボールを送る。それは時に得点にもつながり、今季は第7節ヴィッセル神戸戦で、自身のロングフィードからレオ・セアラの得点をアシストしている。

 Jリーグ有数のGKに成長した早川だが、代表に招集された経験は未だない。これまで、国内組GKとして招集されるのは谷晃生や大迫敬介、野澤大志ブランドンで、早川は彼らの後塵を拝する状況となっている。

 だが、リーグ戦では彼らと比肩するほどの実力を有していることは明白だ。E-1選手権では早川の代表デビューを見られる機会となるかもしれない。

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