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柿谷曜一朗氏の劇的ATでのゴール

　東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会韓国に臨むサッカー日本代表メンバーは3日に発表される。この大会から日本代表の座を勝ち取り、FIFAワールドカップの切符を手にした選手もいる。2025年1月に現役を引退した柿谷曜一朗氏もその1人だ。日韓戦では狙い済ました一撃で勝利に導いている。

　日本代表は「EAFF東アジアカップ2013」として韓国で開催された大会の最終節で韓国代表と対戦し、2-1の勝利を収めた。柿谷氏は25分に先制ゴールを決めるも、33分に同点弾を奪われる。それでも、後半アディショナルタイム（AT）に勝ち越しゴールを決める。

　後半AT1分、原口元気が左サイドをドリブルで突破し、ペナルティエリア内からシュートを放つ。これはGKにセーブされるが、こぼれ球をファーサイドで待ち構えていた柿谷氏が押し込んでゴールネットを揺らした。相手DFもゴール前に立っていたが、狙い澄ましたシュートでしっかりと得点を奪った。

　試合は2-1のまま終了し、日本代表が初優勝。柿谷氏は3ゴールで得点王にも輝いた。その後、代表に定着し、2014年に行われたブラジルW杯のメンバーに選出されている。2025年大会で活躍し、W杯への切符を掴み取る選手は出てくるのだろうか。