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最長は誰だ!? サッカー日本代表、E-1歴代出場時間ランキング6〜10位。アジアの戦いを多く経験したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 東アジアE-1サッカー選手権が現在開催されている。同大会ではこれまで、数多くの選手がプレーしてきたが、その中で最も出場時間が長いのは誰なのか。今回は、サッカー日本代表選手のE-1選手権における歴代出場時間ランキングを紹介する。※データは『transfermarkt』を参照。前身のダイナスティカップも含む

10位:森重真人(もりしげ・まさと)


【写真:Getty Images】

生年月日:1987年5月21日
E-1出場:2013, 2015
E-1通算成績:5試合0ゴール0アシスト
E-1総出場時間:450分

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 森重真人は、2013年と2015年のE-1選手権において、センターバックとして日本代表の守備を支え、合計450分の出場時間を記録した。全試合にフル出場しただけでなく、堅実な守備と高い戦術理解度で安定感を生み出していた。

 2013年大会では、ディフェンスラインの統率者として常に冷静なプレーを見せ、相手の攻撃を封じ込めた。高精度のロングパスを織り交ぜながら、後方からの組み立ても担い、単なる守備職人にとどまらないプレーの幅を印象づけた。

 続く2015年大会でも変わらぬ信頼を得て、キャプテンとしてピッチに立ち、フィジカルの強さとクレバーな対応で最終ラインに安心感をもたらした。E-1という大会特有の限られた期間の中でも、戦術理解と連係面で即座に適応できる点は、代表チームにおける貴重な戦力であった。

 森重の特徴は、相手の動きを予測して対応する判断力と、ミスの少ない堅実なプレーにある。強引に奪いにいくのではなく、冷静に間合いを取り、パスコースを消して相手を封じるスタイルは、まさに国際大会向きだった。セットプレー時には高さを活かして攻撃参加し、守備だけでなく得点源としての貢献も期待された。

 クラブでも代表でも安定したパフォーマンスを見せ続けた森重は、E-1選手権での経験を通じて、さらに守備者としての完成度を高めた。その堅実さと頼もしさは、チームメートからの信頼を集め、日本のディフェンスに欠かせない存在だった。

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