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最長は誰だ!? サッカー日本代表、E-1歴代出場時間ランキング6〜10位。アジアの戦いを多く経験したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:内田篤人(うちだ・あつと)

E1出場の内田篤人
【写真:Getty Images】

生年月日:1988年3月27日
E-1出場:2008, 2010
E-1通算成績:6試合0ゴール1アシスト
E1出場時間:527分

 日本代表の右サイドを長年にわたり支えた内田篤人は、2008年、2010年のE-1選手権に出場し、通算527分間のプレー時間を誇る。

 鹿島アントラーズでの活躍により早くから代表に選出され、E-1でもその持ち前のスピードとスタミナを発揮していた。また、攻守のバランスが取れたプレーで監督の信頼を勝ち取り、日本代表の右サイドバックの定位置を確立した。

 内田の最大の特徴は、縦への推進力とクレバーな守備対応にある。E-1においては、前線との連係を活かしたオーバーラップと、1対1の対応で相手の攻撃の芽を摘む守備が光った。内田の存在が右サイドに安定をもたらし、攻撃の幅を広げていたのは間違いない。

 また、国際大会でも冷静さを失わず、若い年齢ながらも落ち着いたプレーで日本の守備陣を支えた。E-1のような大会では、短期間でチームを機能させる必要があり、その中での内田の安定感は大きな武器となった。また攻撃においてもクロスの質は高く、得点チャンスを生み出す場面が多く見られた。

 シャルケ移籍前の代表キャリア初期において、E-1は内田にとって貴重な経験の場であり、自信を深める舞台にもなった。攻撃的SBとしての完成度を国内外に示し、その後の欧州移籍への足がかりを作った点でも、この大会での活躍は意義深い。代表の一時代を担った名SBとして、内田篤人のE-1での貢献は語り継がれるべきである。

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【了】
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