「日本に帰ったら、新大久保に行きます(笑)」
――後半が始まり、田中と原が下がり、ジャーメイン良と稲垣祥が入りました。田中はもう少し見たかったですね。
「追加招集で、コンディション的に良くなかったのかもしれませんね」
――早川のグラウンダーのパスは素晴らしかったです。
「足元も上手いですね。現代的なゴールキーパーです」
――52分、早川がまたビッグセーブでした。
「勇気を持って対応しましたね!」
――宇野は球際のプレーが強いですね。
「そうだね。青森山田高校とFC町田ゼルビアでプレーした、黒田剛監督が育てた選手ですね」
――長友は、上背がないですがヘディングが強いですよね。
「ヘディングは高さが10%、気持ちの強さが90%! 私は1メートル80cmありますが、勇気がないので、ヘディングはそれほど強くありません(笑)」
――後半に入り、FWとMFの距離感の近さは改善された感じですか?
「少し良くなりましたね。ピッチもより広く使っている印象です」
――64分、望月のゴールです!
「中国の選手にシュートが当たってのゴールでしたが、望月は狙いましたね!」
――望月は、今季、これまでのJリーグで1得点です。課題は得点力でしょうか?
「ポジションは、サイドバックやウイングバックが主戦場なので、ゴールは彼の仕事ではないですね。守備、ビルドアップ、アシストが、彼の仕事です」
――話は変わりますが、韓国での食事はどうですか?
「大変です…。東灘(トンタン)という町に宿泊していますが、ソウルや水原(スウォン)と比べるとあまり賑やかではないですね。先日は1人でランチをしましたが、焼肉屋は少なくとも2人前を頼む制限があり、1人前分は500g(約2,000円)をオーダーしなければいけないので諦めました!
結局、韓国の美味しいフライドチキンを食べました。英国人なので、辛いものは苦手ですが、焼肉やチヂミなどが好きです。日本に帰ったら、新大久保に行きます(笑)」
――70分、稲垣のミドルシュートは枠を捉えることができませんでした。
「強烈なシュートで驚きました! 絶対ゴールになると思いましたよ!」
――ゴール裏からだとシュートも迫力があるのではないですか?
「ありますね! スタンドからの観戦では、感じられない迫力です!」