ミッドフィルダー

【写真:田中伸弥】
田中聡(背番号8)
中国代表戦:45分OUT
評価:A
怪我から復帰したばかりとは思えないハイパフォーマンスだった。左足の鋭く、精度の高い縦パスで何度もチャンスメイク。先制点の場面でも細谷真大の足元にピタリとパスを合わせてアシストを記録した。佐藤龍之介にも1点モノのラストパスを供給しており、中盤からクリエイティブなプレーで攻撃を牽引している。この試合で最もアピールに成功した選手の1人だろう。
宇野禅斗(背番号17)
中国代表戦:フル出場
評価:B
前に出て積極的に縦パスを前線の選手に当てた田中聡とボランチでコンビを組み、どちらかと言えば低い位置でバランスを取る役割に徹した。前線からの守備では強度の高い守備でボールを回収しつつ、ボールを受けてからは丁寧な繋ぎで味方に散らした。決して派手ではなかったが、自らの役割を全うした意味では高評価に値するだろう。
稲垣祥(背番号15)
中国代表戦:45分IN
評価:B
後半開始と同時に田中聡と代わって出場。ホンコン・チャイナ代表戦でも披露したアグレッシブな守備とカバーエリアの広さは健在で、ピッチ上のあらゆる場所で果敢にデュエルを挑んだ。59分には自らが出したパスを起点に最後はゴール前に顔を出して惜しいシュートを放つなど、3列目からの攻撃参加も印象的だった。
大関友翔(背番号14)
中国代表戦:70分IN
評価:C
70分に佐藤龍之介との交代で左のシャドーに入った。積極的に動いてボールを引き出そうとする場面が多く、シンプルな繋ぎや効果的なドリブルでの持ち運びなど、一定の存在感はみせた。ただ、失う場面も多く、ホンコン・チャイナ代表戦と比較をするとあまり決定機に絡めなかった。
川辺駿(背番号6)
中国代表戦:出場なし