フットボールチャンネル

「今、活かせている」川崎フロンターレでの経験。大関友翔はサッカー日本代表で悔しさを露わにする【E-1選手権】

text by 編集部 photo by 田中伸弥

サッカー日本代表 最新ニュース

サッカー日本代表MF大関友翔

【写真:田中伸弥】

急成長を遂げる20歳・大関友翔が振り返るこれまでの歩み

 サッカー日本代表は13日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第2戦、中国代表戦から一夜明け、トレーニングを行った。練習後、川崎フロンターレのMF大関友翔が取材に応じ、自身のパフォーマンスとここまでの歩みを振り返った。

E-1選手権はU-NEXTで生配信!
サッカー日本代表の試合を見るなら「サッカーパック」にお得に登録[PR]

 この大会でA代表に初選出された大関は、第1戦・ホンコン・チャイナ代表戦で途中出場し、代表デビューを果たすと、第2戦・中国代表戦でも70分からピッチに立った。しかし、今回はボランチではなく、シャドーの位置での出場となり、自身も納得のいくプレーができなかったと率直に語る。

「悔しい部分の方が多かった試合ですし、ミスも多かった。映像を見返しても、自分の判断ミスや単純なミスが多かったので、反省は多かった試合かなと思います」

 それでも、大関は下を向くことなく次戦に向けて気持ちを切り替えている。

「2試合とも途中出場なのでコンディションは問題ないですし、手応えと課題が見えているので次の第3戦に活かせるようにやっていきたいと思います」

 今大会では異なるポジションでの出場が続いているが、それも自身の持ち味として前向きに捉えている。

「ボランチもシャドーもできるのは自分の強み。昨日のシャドーではもう少し前で関わることができれば良かった。(ボールを)受ける位置が低くて、前と繋がりきれていなかったのは課題だと感じました」

 昨年はJ3の福島ユナイテッドFCでプレーしていた大関だが、今年に入り短期間で取り巻く環境は変わってきている。2月のU-20アジアカップ出場を経て、3月にJ1デビューを果たすと、4月のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝では先発に抜擢され、勝ち越しのゴールを奪うなど決勝進出に貢献。代表初選出まで一気にステージを駆け上がってきた。

「本当に3月にJ1でデビューしてから、すごくあっという間というか、気づいたらここにいるという感じ。ACLの経験はすごく大きかったし、自分にとって自信にもなった。それを今、活かせている状況かなと思います」

 急成長を遂げる20歳の新鋭は悔しさと課題を糧に、さらなる飛躍を目指そうとしている。

(取材:加藤健一【韓国】、文:編集部)

【関連記事】
サッカー日本代表、韓国代表戦のキックオフ時間や放送予定は?【E-1選手権】
サッカー日本代表、韓国戦の予想スタメン&フォーメーション
なぜE-1に呼ばれない!? サッカー日本代表に招集したかった5人


【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!