サッカー日本代表 最新ニュース
東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国でサッカー日本代表は3戦全勝で、大会連覇を果たした。その輪の中にいた大関友翔は、どのような思いを持ってこの大会に参加していたのか。急激な環境の変化を受け止めながら、成長するために何ができるかを必死で考えていた。(取材・文:加藤健一【韓国】)
驚きだったサッカー日本代表選出
サッカー日本代表として過ごした10日間は、大関友翔にとって何にも代えられない貴重なものとなったはずだ。
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「攻撃も守備も、出ている選手のレベルが高い中で、まだ自分がそこに追いつけていないのは事実。自分は結果を残し続けるしかないので、他との違いを示さないといけない」
U-20日本代表では背番号10をつけ、チームの中心的な存在となっている。しかし、川崎フロンターレでは定位置を確保できるほどのパフォーマンスをまだ見せることができていない。そんな中で日本代表に招集された。
メンバー発表後、大関は「驚きが大きかった」と率直な思いを口にしている。「A代表は目標だったけど届かない場所だった」と語る言葉には、これまでの自分を冷静に見つめる視点と、それでも選ばれたことへの責任感が滲んでいた。
初戦のホンコン・チャイナ代表戦では、すでに5-1と大量リードしている状況の中で途中出場だったが、大関はギラついていた。落ち着いてボールを捌きながら、自分の強みであるパスセンスを発揮するチャンスをうかがった。
大関の頭の中には、森保一監督から掛けられた言葉があった。
