フットボールチャンネル

コラム 5か月前

「常にギラついて」大関友翔がサッカー日本代表として過ごした10日間「コーチ陣や森保さんから話がある。それを…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 加藤健一 photo by Getty Images

サッカー日本代表 最新ニュース

東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国でサッカー日本代表は3戦全勝で、大会連覇を果たした。その輪の中にいた大関友翔は、どのような思いを持ってこの大会に参加していたのか。急激な環境の変化を受け止めながら、成長するために何ができるかを必死で考えていた。(取材・文:加藤健一【韓国】)

驚きだったサッカー日本代表選出

ホンコン・チャイナ戦のサッカー日本代表MF大関友翔
【写真:Getty Images】

 サッカー日本代表として過ごした10日間は、大関友翔にとって何にも代えられない貴重なものとなったはずだ。

E-1選手権はU-NEXTで生配信!
サッカー日本代表の試合を見るなら「サッカーパック」にお得に登録[PR]


「攻撃も守備も、出ている選手のレベルが高い中で、まだ自分がそこに追いつけていないのは事実。自分は結果を残し続けるしかないので、他との違いを示さないといけない」

 U-20日本代表では背番号10をつけ、チームの中心的な存在となっている。しかし、川崎フロンターレでは定位置を確保できるほどのパフォーマンスをまだ見せることができていない。そんな中で日本代表に招集された。

 メンバー発表後、大関は「驚きが大きかった」と率直な思いを口にしている。「A代表は目標だったけど届かない場所だった」と語る言葉には、これまでの自分を冷静に見つめる視点と、それでも選ばれたことへの責任感が滲んでいた。

 初戦のホンコン・チャイナ代表戦では、すでに5-1と大量リードしている状況の中で途中出場だったが、大関はギラついていた。落ち着いてボールを捌きながら、自分の強みであるパスセンスを発揮するチャンスをうかがった。

 大関の頭の中には、森保一監督から掛けられた言葉があった。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!