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コラム 5か月前

「常にギラついて」大関友翔がサッカー日本代表として過ごした10日間「コーチ陣や森保さんから話がある。それを…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 加藤健一 photo by Getty Images

痛感した準備不足「プレッシャーのある中で…」

「プレッシャーのある中で、より高い位置で関わるべきだったし、判断の部分にも課題があった」

 シャドーの位置から何度も降りてボールを受けて攻撃のリズムを作ろうとしたが、思うような形は作れなかった。川崎ではボランチとトップ下でプレーしている。ボランチとシャドー、両方こなせることは彼の武器だが、ポジションごとの要求の違いに対する理解や準備不足を痛感した試合だった。

 最終戦となった韓国代表戦では、ついにピッチに立つことはなかった。これが大関の置かれた立場だが、悲観する必要はない。

 つい数か月前までJ3リーグでプレーしていた大関がJ1デビューを飾り、AFCチャンピオンズリーグエリートで躍動、そして日本代表選出と短期間で階段を駆け上がっていった。

 「まだ信じられない」とJ3で戦っていた昨季からの環境の変化を語り、「ACLでの経験は自信につながっている」と実感を込める。より大きな舞台を経験することで、大関の成長は加速していくはずだ。

 そのような状況で日本代表選出というチャンスが巡ってきた。日本代表として過ごした10日間は、基準の違いを感じた日々だった。

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