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半端ない金額!? 歴代日本人選手、高額移籍金ランキング6~10位。クラブに高く評価された最強の男たち

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:古橋亨梧(ふるはし・きょうご)


【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月20日
移籍先:セルティック(スコットランド)→スタッド・レンヌ(フランス)
移籍日:2025年1月27日
移籍金:1200万ユーロ(約19億2000万円)

 歴代日本人の移籍金ランキングのトップ10で、最も新しく名を連ねたのが古橋亨梧だ。

 2025年1月、スコットランドのセルティックからフランスのスタッド・レンヌに加入した際の移籍金は1200万ユーロ(約19億2000万円)に達した。

 古橋は2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックに加入。初年度からゴールを量産し、2022/23シーズンにはスコティッシュ・プレミアシップで27ゴールを挙げて得点王とMVPを受賞した。

 2024/25シーズン前半も10ゴールを記録するなど、リーグを代表する点取り屋として活躍していた。

 その地位をかなぐり捨ててレンヌに移ると、状況が一変。加入直前にホルヘ・サンパオリ監督が解任され、新指揮官ハビブ・ベイエのもとでは出場機会をつかめなかった。

 リーグ戦6試合のうち先発は1試合のみ。年俸はチーム3番目の290万ユーロ(約4億6400万円)とされるが、無得点に終わり、期待とのギャップが際立った。

 この状況は市場価値の急落に直結した。移籍時に1400万ユーロ(約22億4000万円)だった評価額は、6月時点で900万ユーロ(約14億4000万円)にまで落ち込んだ。

 そして迎えた夏、古橋は新天地をイングランドに求め、7月にイングランド2部・バーミンガムへの移籍が決定。移籍金は900万ユーロとされ、わずか半年で300万ユーロ(約7億2000万円)の下落となった。

 とはいえ、環境の違いが原因であれば再浮上の余地は十分ある。古橋自身も、新たな地で自らの価値を再び証明する覚悟を持って臨んでいるはずだ。

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