MF:ハキム・ツィエク(モロッコ代表)
生年月日:1993年3月19日
前所属クラブ:アル・ドゥハイル(カタール)
24/25リーグ戦成績:9試合1得点1アシスト
アヤックスや、2022 FIFAワールドカップでベスト4に大躍進したモロッコ代表で活躍したハキム・ツィエクですら新天地を見つけられずにフリーの状態に陥っているのだから、フットボール界の潮流の早さには驚かされる。
左足に魔力を宿した32歳の“魔術師”は、今年7月にアル・ドゥハイルを退団。ガラタサライから加入したのが今年1月だったために カタール・スターズリーグでは9試合に出場したのみで、成績は1得点1アシストと期待されたほどの数字を残せなかった。
ツィエクの新天地探しが難航しているのには、些か強すぎる個性が影響しているのかもしれない。
ガラタサライ在籍中、ツィエクは自身を冷遇したオカン・ブルク監督を「あのような酷い監督を僕は今まで見たことがない」と酷評(YouTube番組『スポル・ゲジェシ・デジタル』より)。カタールW杯前にはモロッコ代表でもヴァイッド・ハリルホジッチ監督と衝突して代表追放、引退表明(後に復帰)と“トラブルメイカー”ぶりを発揮している。
ツィエクの左足が完全に錆びついているわけではないとすれば、過去の自由奔放な立ち振る舞いが獲得を目指そうとするクラブの障壁となっている可能性は否定できない。
鋭いドリブルや巧みなフィニッシュワークを披露する舞台を見つけるまでは、もう少し時間がかかりそうだ。
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