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Jリーグ 3か月前

まさかの戦力ダウン!? 2025年夏、J1補強評価ランキング16〜20位。かなり不安なのは?

シリーズ:Jリーグ補強評価ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:川崎フロンターレ

チャント 川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】

2025 J1リーグ順位:8位
主な新戦力:フィリップ・ウレモヴィッチ、ラザル・ロマニッチ
主な放出選手:高井幸大、山田新

 川崎フロンターレは、J1第27節終了時点で8位に位置しており、優勝争いに加わるにはやや厳しい位置にある。

 今夏の川崎で最も大きなニュースは、高井幸大のトッテナム移籍だった。若きサッカー日本代表DFの放出で穴埋めが必要になったセンターバックには、クロアチア代表歴のあるフィリップ・ウレモヴィッチを獲得した。

 しかし、ウレモヴィッチはJリーグデビュー戦となった第25節アビスパ福岡戦で危険なタックルを見舞って一発退場となり、出だしからつまずいた。

 山田新がセルティックに移籍したFWには、セルビア人のラザル・ロマニッチが加入した。ウレモヴィッチと同じく福岡戦で途中出場してデビューしたが、その後2試合はベンチ入りしておらず、評価は未知数のままだ。

 そのほかにも放出した選手が多いが、主力級ではない。昨シーズンと異なり、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)があるわけではないため、国内専念ということもあって、陣容をあえてコンパクトにした印象が強い。

 シーズン途中の補強は難しさが伴うもので、積極的に動けばいいというものではない。ただ、常により高みを目指すファンにとっては、物足りなさがあるだろう。

 高井と山田の欧州移籍で入るであろう高額の移籍金が、今シーズン終了後の選手補強に投じられるかにいまから注目が集まる。

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