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Jリーグ 3か月前

伸び悩み…。レンタル先で苦しむJリーグの逸材5人。成長できていないのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:本間ジャスティン(ほんま・ジャスティン)

本間ジャスティン
【写真:Getty Images】

生年月日:2005年8月26日
所属クラブ:ヴィッセル神戸→松本山雅FC
2025リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト

 ヴィッセル神戸で“酒井高徳の後継者”と称されてきた本間ジャスティンが、期限付き移籍先の松本山雅FCで苦しんでいる。

 2025シーズンの明治安田J3リーグではわずか3試合の出場にとどまっており、得点とアシストはなし。何とも寂しい成績のまま低空飛行を続けている20歳の攻撃型サイドバックは、このままキャリアの下降線を辿ってしまうのだろうか。

 神戸U-18でアピールに成功した本間は、2023年1月のキャンプでトップチームに帯同。同年5月に2種登録されると、同月中にJリーグYBCルヴァンカップでトップチームデビューを飾った。

 2024シーズンからは正式にトップチームへ昇格。神戸U-18で披露してきた爆発的なスピードと攻守両面における対人プレーの強さを発揮し、酒井の後任候補として成長を続けていくものと思われた。

 だが、2024年8月にレンタル移籍で加入した横浜F・マリノスでは公式戦出場ゼロ。まったく試合に絡めないまま、約半年でマリノスでの挑戦を終えた。

 同年12月には松本山雅FCへのレンタル移籍が発表されたものの、先に述べたように今季のJ3では3試合に出場したのみ。7試合連続でベンチ外となっており、早川知伸監督から戦力に数えられているとは言い難い状況である。

 本間と松本の契約期間は2026年1月31日まで。現状を踏まえると、レンタル期間の延長はなく、契約満了とともに神戸へと復帰することになるはずだ。

 しかし、J1屈指の巨大戦力を誇る神戸において本間に試合出場のチャンスがあるかどうかは、大いに疑問が残る。場合によっては、このままレンタル先をたらい回しにされる可能性も否定できない。

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【了】

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