サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった9月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。[3/5ページ]
※成績、市場価値は9月8日現在。『transfermarkt』を参照
8位:前田大然(セルティック/スコットランド)

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年10月20日
市場価値:1500万ユーロ(約25.5億円)
25/26リーグ戦成績:4試合0得点2アシスト
日本代表通算成績:24試合4得点0アシスト
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2024/25シーズンにセルティックの前田大然は驚異的な活躍を披露した。
シーズン途中に古橋亨梧がスタッド・レンヌへ完全移籍(今夏にバーミンガム・シティに移籍)した中で得点源となり、公式戦51試合で33得点12アシストを記録。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも4ゴールを奪うなど、欧州の舞台でも結果を残した。
彼の代名詞とも言えるのが圧倒的な「スピード」だ。
その驚異的なスプリント能力は世界でもトップクラスだろう。
相手ディフェンスラインの背後に抜け出すことができれば、簡単には追いつかれない。このトップスピードをフルタイムで継続できるスタミナも大きな武器だ。
この「スピード」とスタミナは「守備」の局面でも存分に発揮される。
攻撃的な選手ながら「80」と評価した能力値からもわかるように、前線から高い強度で相手のビルドアップにプレッシャーを与え続けることが可能だ。
チームとして非保持の展開が増えれば、彼の持ち味は発揮されやすいと言える。
一方で「テクニック」に長けている訳ではないため、「スピード」があるもののドリブルでの打開力には欠ける。
メキシコ代表戦のように左WBで起用されると、三笘薫らと比較ではプレーの幅が狭いために持ち味が発揮しにくい。
良くも悪くも得意なプレーと苦手なプレーがハッキリとしているため、起用する側が彼の長所を活かすようにタスクを整理することができれば、重要な戦力となるはずだ。