サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった9月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。[4/5ページ]
※成績、市場価値は9月8日現在。『transfermarkt』を参照
7位:鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)

【写真:Getty Images】
生年月日:1996年8月5日
市場価値:1200万ユーロ(約20.4億円)
25/26リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:43試合11得点5アシスト
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昨夏にクリスタル・パレスへと活躍の場を移した鎌田大地は、プレミアリーグに適応する中でさらなる成長が見られた。
フランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督の下でプレーしている鎌田は、クラブと日本代表のどちらでも[3-4-2-1]のシステムで戦っている。
そのためクリスタル・パレスでの成長が代表にも還元されやすい状況にあると言えるだろう。
クラブではボランチ、代表ではシャドーでの起用が多いが、偶然にも直近の試合ではクラブでシャドー、代表ではボランチで起用されていた。
両ポジションでクオリティを発揮できる選手であり、どちらでも司令塔として積極的にボールに関与してゲームを組み立てる。
その中で彼の最大の武器とも言える「テクニック」と「攻撃力」には光るものがある。
プレッシャー下でも簡単にはボールを失わない技術があり、視野の広さを活かした展開力やスルーパスで前線の選手の能力を引き出している。非凡な得点力も魅力だ。
プレミアリーグへの移籍で最も成長したのが「守備」の局面での貢献度だろう。移籍直後は簡単にはがされる場面が多かったが、球際での強さに加え、読みの部分での精度が増した印象だ。
ボランチで出場した直近のメキシコ代表戦でも強度の高い相手に対して五分以上に戦えていた。
これまでの日本代表は守田英正にビルドアップでの依存度が高かった中で、鎌田の3列目起用も計算できるとなれば、戦い方のオプションが増えそうだ。