サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった9月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。[5/5ページ]
※成績、市場価値は9月8日現在。『transfermarkt』を参照
6位:佐野海舟(マインツ/ドイツ)

【写真:Getty Images】
生年月日:2000年12月30日
市場価値:2000万ユーロ(約34億円)
25/26リーグ戦成績:2試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:7試合0得点0アシスト
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2024/25シーズンにJリーグから欧州のクラブに移籍した選手の中で、最もインパクトを残したのが佐野海舟だろう。
ブンデスリーガとDFBポカールを合わせた全36試合で先発出場。得点関与こそなかったが、リーグ戦のデュエル勝利数(地上戦+空中戦)では3位となる209回を記録した。
勝率も56%と高く、ドイツ1年目から完璧な適応をみせている。
佐野の最大の持ち味が中盤を制圧する「パワー」と「守備力」だ。
「スピード」も標準以上の能力が備わっていることからカバーエリアが広く、読みを活かしたインターセプトや球際の強さでボールを刈り取る。
マインツでは元々トップ下だったナディーム・アミリとボランチでコンビを組んでおり、攻撃的なドイツ代表MFと守備的な佐野の補完性が良いバランスで機能している。
佐野はボールを奪うことだけに特化している選手ではなく、マイボールにした後のプレーのクオリティも高い。
「81」とした「テクニック」からも想像できるようにキャリー能力も高く、奪った後の質が高いことからカウンターの起点となることが多い。
伸びしろを残しているのが「攻撃力」の部分だ。1年弱プレーしているブンデスリーガでは、得点に関与したことがない。今季は開幕から積極的にミドルシュートを放つなど、新たな一面もみせている、
現在の日本代表には、中盤の底に遠藤が君臨していることからレギュラー定着は簡単ではないが、佐野が32歳の主将の後釜の第一候補であることは間違いないだろう。
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