サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった9月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。[2/5ページ]
※成績、市場価値は9月8日現在。『transfermarkt』を参照
4位:久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)

【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日
市場価値:3000万ユーロ(約51億円)
25/26リーグ戦成績:3試合1得点0アシスト
日本代表通算成績:45試合7得点15アシスト
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6月の代表シリーズでは、シーズン終了直後だったこともあり多くの主力が選外となったが、久保建英はメンバーに名を連ねた。
キャプテンマークを巻いたインドネシア代表戦では1得点2アシストとクオリティの高さをみせている。
久保のプレーで目を惹くのが「テクニック」の高さを活かしたプレーの数々だろう。スペイン仕込みの技術を武器に相手を巧みにかわす。
狭いエリアでも簡単に失わない細かいタッチのドリブルと視野の広さを活かしたパスレンジの広さで、常に危険な存在であり続けることができる稀有な存在だ。
近年は「スピード」や「パワー」にも成長がみられており、10代の頃と比較をすると、相手と接触をした際にも簡単には倒れなくなった。
Jリーグ時代から得意だったカットインだけでなく、縦突破からのクロスという選択肢も生まれており、メキシコ代表戦でも南野拓実に絶妙なパスで決定機をお膳立てしている。
一方で「攻撃力」にはさらなる伸びしろがあるだろう。昨季のラ・リーガではチーム全体の低調なパフォーマンスの余波を受けて、レアル・ソシエダではワーストとなる5得点0アシストに終わった。
ラストパスを45本出しながらアシストがゼロなのはチームメイトにも問題があるが、久保の意図と周りの選手が合わないというシーンも散見された。
課題の右足のシュート精度の向上を含め、ファイナルサードでのクオリティの向上は日本代表がワールドカップで結果を残すためにも必須だ。