サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった9月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。[3/5ページ]
※成績、市場価値は9月8日現在。『transfermarkt』を参照
3位:遠藤航(リバプール/イングランド)

【写真:Getty Images】
生年月日:1993年2月9日
市場価値:800万ユーロ(約13.6億円)
25/26リーグ戦成績:3試合0得点1アシスト
日本代表通算成績:71試合4得点4アシスト
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日本代表で主将を務める遠藤航は、所属するリバプールでも「守備的MF」として確かな地位を確立している。
決して出場機会は多くないが、リード時にはクローザーとしてピッチに立ち、その大半の試合で逃げ切りに成功している。
ブンデスリーガとプレミアリーグで磨かれた「パワー」と「守備力」は日本代表の中でも群を抜いているだろう。
ハイプレス時には前掛かりとなったチームの中でボールの奪いどころとなり、ショートカウンターの起点になる。
メキシコ代表戦でもキックオフ直後の4分に訪れた久保のシュートシーンは、遠藤のボール奪取が起点だった。
「スピード」が武器の選手ではないため広いエリアを1人でカバーするのは得意ではないが、守備範囲が限定的となり、マンツーで相手を見ることができれば高い確率でボールを奪える。
この球際の強さと周りを見ながら危険な位置を事前に埋める守備能力の高さは日本代表に欠かせない。
「守備時」に際立つ「パワー」はセットプレーでも脅威となっており、日本代表で記録した4ゴールは全てコーナーキックからのクロスを頭で合わせたものだ。
「攻撃力」や「テクニック」も決して低いわけではないが、ゲームを組み立てることが得意なタイプの選手ではない。
遠藤と司令塔としての役割を振舞える守田英正や鎌田大地らとボランチでコンビ組むことができれば、攻守の良いバランスでチームが機能するだろう。