「Jリーグでやっていた時よりも…」
「力強さはJリーグでやっていた時よりも伸びたと思いますし、一番は強靭な選手たちと日々、切磋琢磨しているんで、そこのギャップっていうのは少なくなりました」と本人も意欲をむき出しにしていた。上昇気流に乗っている男をあえてここでトライすることは、チームにとっても有益な選択と言っていい。
改めて思い返してみると、2022年E-1選手権で代表デビューを飾り、強烈なインパクトを残した町野が初めて世界の難敵に挑んだのが、2022年9月のアメリカ合衆国代表戦だった。
この時はカタールW杯直前の欧州遠征。当時まだフランクフルトの選手だった長谷部誠コーチも臨時アドバイザーとして帯同する中、日本は前田大然の1トップ起用という本番仕様の戦い方でスタート。それが奏功し、鎌田大地と三笘薫の一撃で最終的に2−0の勝利を飾ったのだ。
カタールW杯に向けて大きな弾みをつけた一戦で、町野は後半頭から出場。1トップに入ったが、屈強なDF陣に激しいマークを受け、思うようにボールを収められず、シュートにも持っていけないまま、45分間が終わってしまったのだ。