1993年に開幕したJリーグでは、数多くの外国人選手がプレーしてきた。見事な活躍をしてクラブの目標達成や発展に貢献した助っ人がいるが、期待に応えられず、ほとんどピッチに立つことなく日本を去った選手も少なくない。今回は、鹿島アントラーズで活躍できなかった外国籍選手を6人紹介する。※成績は鹿島アントラーズ在籍時のもの。[6/6ページ]
FW:エレケ(ナイジェリア)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年3月5日
在籍期間:2022年8月~2023年12月
Jリーグ成績:6試合1得点
ナイジェリア人のエレケは、2022年夏に加入したFWだが、1年半の在籍で1得点というさみしい結果に終わった。
エレケは、スイスのルツェルンに在籍した2018/19シーズンにリーグ戦で13得点5アシストを記録するなど活躍してきた。
ただ、2020年に150万ユーロ(約2億1000万円)の移籍金で加入したベルギーのベールスホットではなかなか活躍できず、2022シーズン途中に鹿島に加わっている。
身長190cm・体重88kgの大型センターフォワードで注目を集めた。
しかし、蓋を開けてみると前線で身体を張るというより、相手守備陣とのコンタクトを嫌ってサイドに流れることが多く、すぐに疑問符が付き始めた。
また、ハードワークで守備に貢献するタイプでもなく、起用されなくなっている。
2023シーズンはほとんど出番がなかったものの、第28節のガンバ大阪戦で途中出場すると、鈴木優磨のパスを受けて完全にフリーで抜け出したエレケは、何を思ったのかペナルティーエリア手前からダイレクトボレーを選択た。
しかもミートせず枠外という悲惨なフィニッシュに。以降、ピッチに立つことはなかった。
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