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J1 1か月前

浦和レッズ史上最高! “化け物”となった下部組織出身選手6人。日本を代表する優れた才能たち

シリーズ:“化け物”となった下部組織出身選手 text by 編集部 photo by Getty Images

 J1リーグ1回、天皇杯8回、AFCチャンピオンズリーグ3回などの優勝を誇る浦和レッズ。そんな同クラブが築いてきた歴史の中で、下部組織出身選手たちの輝きは欠かせなかった。今回は、浦和の下部組織で大きく成長した選手を6人紹介する。(ホームグロウン選手が選出対象。在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)[2/6ページ]
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MF:原口元気(はらぐち・げんき)

浦和レッズの原口元気
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年5月9日
在籍期間:2009年1月~2014年7月、2024年9月~2025年9月
クラブ通算成績:240試合41ゴール34アシスト

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 原口元気は10代の頃から怪物だった。浦和レッズのジュニアユースから飛び級でユースチームに昇格すると、2008年には17歳14日で公式戦デビューを果たし、そのまま翌年1月にトップチーム昇格を掴み取った。

 プロ1年目の原口は4月にクラブ史上最年少得点を記録するなど、高校生ながらリーグ戦32試合に出場し潜在能力の高さを見せつけた。その活躍が認められ、2011年には日本代表初出場を記録している。

 サッカーへの情熱ゆえ、若手時代はチームメイトや監督と衝突するなど素行面で不安があったが、プレーを重ねていく中で責任感が生まれてきたのか、次第にチームの中心選手へと成長。2013年に自身初のリーグ戦2ケタゴールを記録し、翌年夏に満を持してヘルタ・ベルリンに移籍した。

 浦和退団後はブンデスリーガのクラブを転々とし、日本代表の常連となった。

 しかし、2023年冬にシュトゥットガルトへ加入すると次第に出場機会が減少。2023/24シーズンのリーグ戦出場数は、わずか「2」に留まり、2024年7月に同クラブを退団した。

 その後、無所属になった原口は2024年9月に古巣へ帰還。浦和でも出場機会の数に困り、11年ぶりの同クラブで結果を残すことができなかった。

 それもあって、9月にはKベールスホットVA(ベルギー2部)へ移籍。選手キャリア2回目の海外挑戦が始まっている。

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