2025シーズンのJリーグも終盤に差し掛かっている。この時期に、優勝争いと共に話題に上がるのが、残留争い。特にJ1に留まれるか否かはクラブの注目度と経営に大きな影響がある。今回は、J1からJ2に降格したクラブの中で、最も平均動員数が減少したチームをランキング形式で紹介する。※ソースは『J. League Data Site』の年度別平均入場者数。新型コロナウイルスの影響により入場規制が設けられた2020〜2022シーズンは対象外。[5/5ページ]
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6位:大分トリニータ(2010年)
減少数:7,965人
2010シーズンJ2平均観客数:10,463人
前年度J1平均観客数:18,428人
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初めてのJ2降格ともなると、それまでスタジアムに来ていたファン・サポーターの足が一気に遠のく。
大分トリニータは2003年から2009年までJ1で戦ったのち、2010年にJ2へ。さらに当時の同クラブは経営問題も抱えており、降格のタイミングで西川周作、森重真人、金崎夢生、エジミウソンら主力の多くを放出した。
大分でプロキャリアをスタートさせた高松大樹や下部組織出身の東慶悟はチームに残ったが、1年でスタメンは様変わりしていた。
J1からJ2に戦いの場を移す中で、同クラブはホームゲーム平均入場者数を大きく減らしているが、この人員の変化も影響していたかもしれない。
2009年にはリーグ平均18,428人集めていたのに対し、2010年には10,463人まで落ち込んでいる。
さらに懸念されるのは、カテゴリーをJ2で比較すると、2010シーズンの平均動員が最多である点だ。
新型コロナウイルスの入場規制があった時期を除いて、観客数は8,000人~10,000人の間で推移している。
大分のホームゲーム平均観客動員数最大は2005年。ペリクレス・シャムスカ監督がシーズン途中に指揮官へ就任し、最終順位11位でJ1残留を果たした年だ。
同年は、22,080人の観衆がチームの行く末を見守った。
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