FIFAクラブワールドカップ(CWC)出場権獲得をきっかけに、浦和レッズは今季、大型補強を敢行。目玉といえる選手を多数獲得した。世界を相手に戦ったチームで、新戦力として大きな存在感を示した選手をランキング形式で紹介する。(成績は11月10日時点)[3/5ページ]
——————————
3位:小森飛絢(こもり・ひいろ)

【写真:Getty Images】
生年月日:2000年8月6日
2025シーズン成績:10試合4ゴール
2023年2月、小森飛絢は新潟医療福祉大学からジェフユナイテッド千葉へ加入。プロ1年目からJ2リーグで活躍を見せ、デビュー戦から3試合連続でゴールを収めると、最終的にシーズン13ゴールをマークした。
翌2024シーズンは、その得点能力がさらに向上し、リーグ戦23ゴールを記録。両足から様々な得点パターンでゴールを量産し、リーグ得点王に輝いた。
年間を通じて活躍を収めた小森は、J2ながら大きな注目度を集め、シーズン終了後にベルギーのシント=トロイデンにレンタル移籍で加入した。
しかし、ベルギーの地では出場機会に恵まれず、半年間でわずか5試合の出場に留まった。結果が残せないまま半年でシント=トロイデンを後にした同選手は、今年の夏、浦和レッズに完全移籍で加入している。
チアゴ・サンタナらFW陣の不調もあり、ウイングが本職の松尾祐介がワントップの位置に入るなど攻撃力不足に悩まされていた浦和にとって、守備にも全力を注げる万能ストライカーの加入は、まさにドンピシャの補強だった。
この期待に応えるように、小森は加入直後のリーグ戦5試合で4ゴールをマークする。第25節横浜FC戦は小森の2ゴールが決勝点となり、文字通り小森のおかげで勝った試合といえるだろう。
しかし、それ以降はクラブが夏に同ポジションのイサク・キーセ・テリンを獲得したこともあって、存在感は希薄になった。
その上、補強の効果もほとんど感じられず、現在の浦和は8試合でわずか1得点。極度の得点力不足に悩まされている。
FWが試合中孤立している場面も多く、小森やイサークの力でどうにかなるものではなくなっているのかもしれない。