サッカー日本代表は14日、国際親善試合でガーナ代表と対戦し、2-0の勝利を収めた。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのか。出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、そして監督の采配をA〜Dの4段階で評価する。※各スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照[4/6ページ]
——————————
ミッドフィルダー

【写真:Getty Images】
佐野海舟(背番号21)
ガーナ代表戦:フル出場
評価:A
この試合のMVP。ピッチ上に何人もいるかのような運動量で中盤を制圧した。ガーナ代表の攻撃を中盤で止め続け、インターセプト数6回、タックル成功数5回はともに最多。ただボールを奪うだけでなく、奪ってからの質の高さでカウンターの起点に。代表されるのが16分の先制点のシーンで、谷口彰悟と挟む形でボールを奪い、直後にドリブルで持ち運んでから逆サイドの南野拓実に相手DFが飛び込めないスピードのパスを通してアシストを記録した。
南野拓実(背番号8)
ガーナ代表戦:76分OUT
評価:B
16分に代表通算26点目となる先制点を記録した。中盤でボールを奪ってからのショートカウンターで、最後は佐野海舟からのラストパスを左足でコントロールしてから冷静に相手GKとの1対1を沈めた。ボールに絡む機会こそ多くはないが、チャンスになるシーンでは高い確率で絡む嗅覚の鋭さはさすがだろう。ややロストが多かった印象も否めないが、左WBの中村敬斗との連係もよかった。
久保建英(背番号20)
ガーナ代表戦:76分OUT
評価:B
右のシャドーの位置から積極的に動くことでボールを引き出した。リーチの長いガーナ代表の選手相手にも奪われないテクニックで積極的に仕掛け、自らに引きつけた上でのラストパスでチャンスを演出。60分の得点シーンでは、堂安律がボックス内まで上がるためのタメを作ってからパスを出してアシストを記録した。セットプレーでも良質なボールを蹴っており、先月の試合との比較ではコンディションの良さが伺えた。
田中碧(背番号17)
ガーナ代表戦:68分OUT
評価:B
試合を通して目立つ存在ではなかったが、佐野海舟が躍動することができたのは田中碧の存在があってこそだろう。相方が動き回るタイプの選手だったこともあり、中盤で動きすぎずに“バランス”を取ることを重視。丁寧に周りの選手へとボールを繋ぎつつ、ネガティブトランジションの場面でも的確に相手のカウンターの芽を摘んだ。
藤田譲瑠チマ(背番号7)
ガーナ代表戦:68分IN
評価:B
68分に田中碧との交代でピッチに入った。ワンテンポパスを出すタイミングをずらすことで相手のプレスを誘いつつ、それを裏返す展開で攻撃にリズムを作った。73分はボックス外でミドルシュート、86分にはボックス内でシュートチャンスを得たが、惜しくもゴールとはならなかった。
北野颯太(背番号24)
ガーナ代表戦:76分IN
評価:出場時間短く採点不可
佐藤龍之介(背番号14)
ガーナ代表戦:76分IN
評価:出場時間短く採点不可
遠藤航(背番号6)
鎌田大地(背番号15)
ガーナ代表戦:出場なし