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一体どうした!? 欧州、いま絶不調な強豪クラブ5選。サッカー日本代表選手の所属クラブもピンチ

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


【写真:Getty Images】



 欧州では2025/26シーズンが開幕してからおよそ4ヶ月が経過した。過密日程の中盤戦に差し掛かっている中で、前評判との比較で本調子ではないクラブも存在する。今回は、絶不調に陥る強豪をピックアップして紹介する。※情報は2025年12月2日時点、データは『transfermarkt』を参照[5/5ページ]
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フィオレンティーナ(イタリア)

フィオレンティーナ
【写真:Getty Images】

監督:パオロ・ヴァノーリ
25/26リーグ戦成績:0勝6分7敗(19位)



 欧州5大リーグで勝利がないチームが3つある。

 プレミアリーグに所属するウォルバーハンプトン・ワンダラーズとセリエAのエラス・ヴェローナ、そして4シーズン連続でUEFAカンファレンスリーグ(ECL)に出場しているフィオレンティーナだ。

 フィレンツェの古豪は、今夏に好成績を収めていたラッファエレ・パッラディーノ監督が突然の辞任を発表した。

 契約延長からおよそ1ヶ月後の退任は驚きをもって伝えられた。

 後任にはクラブのOBであり、2017/18シーズンから2018/19シーズン途中まで監督を務めたステファノ・ピオーリが就任。

 カリアリからイタリア代表FWロベルト・ピッコリを2500万ユーロ(約42.5億円)で獲得するなど、大幅な戦力アップを図った。

 しかし、結果は最悪だった。ECLの予選と本戦の試合では勝利したが、リーグ戦では開幕から未勝利が続き、ピオーリ監督は11月4日に解任となった。



 その後任に前トリノ監督のパオロ・ヴァノーリを招聘したが、就任から公式戦4試合で2分2敗と結果が出ていない。

 チームとしてポジティブな雰囲気が全くないのは痛恨であり、新体制で1試合でも早く結果を残さなければ本格的に残留争いに巻き込まれるだろう。

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【了】
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