
20年前のサッカー選手、市場価値ランキング6~10位【写真:Getty Images】
サッカー界には、いつの時代にもスター選手が存在する。移籍金や年俸のインフレが進む現在から振り返ると、20年前に最も高い価値を誇っていた選手は誰だったのか。今回は、2006年の市場価値ランキング6~10位を紹介する。※『Transfermarkt』を参照。[1/5ページ]
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10位:スティーヴン・ジェラード(イングランド)

リヴァプールMFスティーブン・ジェラード【写真:Getty Images】
生年月日:1980年5月30日
当時の所属先:リヴァプール
当時の年齢:25歳→26歳
2006年の市場価値:3400万ユーロ(約61.2億円)
10位には、2006年にリヴァプール所属だった元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードがランクインしている。当時の市場価値は3400万ユーロ(約61.2億円)だった。
ジェラードはチームのためにピッチ上を駆け回る「ボックス・トゥ・ボックス型」のMFで知られ、ネットに突き刺さる豪快なミドルシュートと全身から溢れ出るキャプテンシーに惚れたファンも多いだろう。
リヴァプールのアカデミー出身であり、2003/04シーズンには元フィンランド代表DFサミ・ヒーピアから23歳で主将を引き継いだ。
彼のキャリアで最大のトピックスとも言えるのが、「イスタンブールの奇跡」とも呼ばれる2004/05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝だろう。
ACミラン相手に後半途中まで0-3のリードを許したが、ジェラードのヘディングでのゴールをキッカケに同点に追いつき、最後はPK戦の末に勝利。21シーズンぶりにビッグイヤーを獲得した。
この最後まで諦めない姿勢は後のユルゲン・クロップ政権にも引き継がれ、勝負強いリヴァプールのメンタリティを象徴するような選手だった。
ジェラードは20年前の2006年に自身初となるPFA年間最優秀選手賞を受賞する。2005/06シーズンはFAカップ制覇やプレミアリーグで初の2桁ゴールなど、キャリアでも有数の活躍を披露した1年だった。
2006年6月に開幕したFIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会にも出場しており、グループリーグ第2戦と第3戦ではゴールを決めている。
しかし、PK戦までもつれたポルトガル代表との準々決勝では、先頭のフランク・ランパードに続いて3番目のPKを失敗。ベスト8敗退の一因となってしまった。