
20年前のサッカー選手、市場価値ランキング6~10位【写真:Getty Images】
サッカー界には、いつの時代にもスター選手が存在する。移籍金や年俸のインフレが進む現在から振り返ると、20年前に最も高い価値を誇っていた選手は誰だったのか。今回は、2006年の市場価値ランキング6~10位を紹介する。※『Transfermarkt』を参照。[2/5ページ]
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9位:ミヒャエル・バラック(ドイツ)

ドイツ代表MFミヒャエル・バラック【写真:Getty Images】
生年月日:1976年9月26日
当時の所属先:バイエルン・ミュンヘン、チェルシー
当時の年齢:29歳→30歳
20年前の市場価値:3500万ユーロ(約63億円)
9位には、2006年夏にバイエルン・ミュンヘンからチェルシーに移籍した元ドイツ代表MFミヒャエル・バラックがランクインしている。当時の市場価値は3500万ユーロ(約63億円)だった。
身長189cmとフィジカル能力に優れた大柄なボックス・トゥ・ボックス型のMFで、ボックス内のクロスにもストライカー顔負けの強いヘディングで合わせる力強さがある。
中盤でパスを散らす司令塔のイメージも強いが、キャリアを通してリーグ戦での2桁ゴールを4度記録するなど得点力にも定評があった。
2002/03シーズンから所属したバイエルン・ミュンヘンでは絶対的な主力として活躍し、4年間の在籍で2度のクラブ年間最優秀選手賞を受賞。3度のブンデスリーガ制覇を経験した。
一方でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)などの大一番での勝負弱さが指摘されることもあり、彼が在籍した期間での最高位はベスト8だった。
2005/06シーズン限りでバイエルンとの4年契約が満了となったバラックは、2006年5月にプレミアリーグ2連覇中のチェルシーにフリーで移籍した。
6月に開幕した自国開催のFIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会にも出場。主将としてチームを牽引したが、準決勝でイタリア代表に敗れてしまった。
その実力に疑いの余地はないが、バラックはW杯やユーロ(欧州選手権)、CLなどの国際大会ではタイトルと縁がなかった。いずれの大会でも準優勝に終わっており、「シルバーコレクター」とも呼ばれている。