
20年前のサッカー選手、市場価値ランキング6~10位【写真:Getty Images】
サッカー界には、いつの時代にもスター選手が存在する。移籍金や年俸のインフレが進む現在から振り返ると、20年前に最も高い価値を誇っていた選手は誰だったのか。今回は、2006年の市場価値ランキング6~10位を紹介する。※『Transfermarkt』を参照。[3/5ページ]
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8位:カカ(ブラジル)

ミランMFカカ【写真:Getty Images】
生年月日:1982年4月22日
当時の所属先:ACミラン
当時の年齢:23歳→24歳
20年前の市場価値:3500万ユーロ(約63億円)
8位には、2006年にACミラン所属だった元ブラジル代表MFカカがランクインしている。当時の市場価値は3500万ユーロ(約63億円)だった。
カカの代名詞となっているのが、中央を圧倒的なスピードを武器にドリブルで切り裂くボールキャリーだろう。長いストライドが特徴的で、何度も独走ゴールのような形でネットを揺らした。
2003年夏にサンパウロからミランに加入したカカは背番号22を選択する。ローマ時代のニコロ・ザニオーロを筆頭に、彼に憧れた選手たちはこの背番号を着用するケースが多い。
1年目からリーグ戦2桁ゴールを達成してスクデットを獲得、2年目にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝に進出するなど、ミランの新たな顔としてチームを牽引した。
2005/06シーズンは終了後に発覚した「カルチョ・スキャンダル」によって最終順位から勝ち点が剥奪されたが、カカ自身は当時のキャリアハイである14ゴールを決めるなど順調な1年を過ごしていた。
2006年6月に開幕したFIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会には前回大会王者として挑んだ。しかし、ベスト8でフランス代表に敗戦。カカ自身は5試合で1ゴール1アシストとやや物足りない成績に終わった。
続く2006/07シーズンでの大活躍を受けてさらに評価が高まる。
2007年冬にブラジル代表FWロナウドが加入し、代表で培ってきた阿吽の呼吸が生まれる。10ゴールを決めて大会得点王となったカカはCL制覇の立役者となり、バロンドールを受賞した。
この大活躍でカカの市場価値は1年後に2倍の7000万ユーロ(約126億円)に高騰する。