
20年前のサッカー選手、市場価値ランキング1~5位【写真:Getty Images】
サッカー界には、いつの時代にもスター選手が存在する。移籍金や年俸のインフレが進む現在から振り返ると、20年前に最も高い価値を誇っていた選手は誰だったのか。今回は、2006年の市場価値ランキング1~5位を紹介する。※『Transfermarkt』を参照。[3/5ページ]
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3位:ティエリ・アンリ(フランス)

FC東京【写真:Getty Images】
生年月日:1977年8月17日
当時の所属先:アーセナル
当時の年齢:28歳→29歳
20年前の市場価値:5000万ユーロ(約90億円)
3位には、2006年にアーセナル所属だった元フランス代表FWティエリ・アンリがランクインしている。当時の市場価値は5000万ユーロ(約90億円)だった。
プレミアリーグ歴代7位の175ゴールを決めているアンリは、彼にしかできないとも言える天才的なドリブルとフィニッシュワークで世界中のファンを魅了した。
フランス人FWは1998年冬に下部組織時代から過ごしたモナコからユヴェントスに移籍したが、セリエAへの適応に苦戦。その半年後に、モナコ時代に自らをトップチームに引き上げたアーセン・ヴェンゲルが率いるアーセナルへと完全移籍した。
この移籍がアンリの運命を変えたと言ってもいいだろう。2000年代前半に訪れたアーセナルの黄金期の主役となり、2001/02シーズンにはリーグとFA杯の二冠を達成。2003/04シーズンの無敗優勝にも大きく貢献した。
左ワイドに流れてから中央に切り込むドリブルからのフィニッシュの精度は当時の選手の中ではNo.1だろう。2001/02シーズンに初のプレミアリーグ得点王に輝くと、2003/04シーズンからは3季連続でトップスコアラーとなった。
リーグで27ゴールを決めて得点王に輝いた2005/06シーズンは、チームが4位と不調の中での個人タイトル獲得である。
2006年6月にはフランス代表としてFIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会にも出場。3得点を決めてチームの準優勝に大きく貢献しており、偉大なキャリアを歩んだ彼の全盛期とも言える1年間だった。