
オランダ代表、W杯当落線上の5人【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ(W杯)で通算3度の決勝進出を果たしながらも世界一を獲得できていないオランダ代表は、才能豊かなタレントが多いことから他の代表チームと比較をしてもポジション争いが激しい。スタメンはもちろん、26名の代表メンバーに入ることも至難の業だ。今回は、6月のW杯で日本代表との対戦も控えるロナルド・クーマン体制のオランダ代表で、現状W杯メンバー入りが“当落線上”となっている選手を紹介する。※データは『transfermarkt』を参照[2/5ページ]
DF:ヨレル・ハト

オランダ代表のヨレル・ハト【写真:Getty Images】
生年月日:2006年3月7日
所属クラブ:チェルシー(イングランド)
今季リーグ成績:17試合0得点0アシスト
代表通算成績:7試合0得点1アシスト
17歳でアヤックスのキャプテンマークを巻いたことで知られるヨレル・ハトも、FIFAワールドカップ(W杯)のメンバー入りは当落線上と言わざるを得ない。
昨夏にチェルシーへと加入したビルドアップが持ち味のDFは、左CBと左SBを本職のように振舞える才能の持ち主だ。
しかし、プレミアリーグの強豪に加入した当初は、守備でバリューを出せるマルク・ククレジャに対してポジション争いで歯が立たず。
ターンオーバー要員として起用されることも稀だった。
リアム・ロシニアー体制となってからは出場機会を増やしているが、アヤックス時代から不安視されていた対人守備での脆さもあり、特にディフェンスではクオリティを出すことに苦戦をしている。
チェルシーでの苦戦はオランダ代表での序列にも影響した。
アヤックス最終年は代表でも常連となり、準決勝に進出したUEFAネーションズリーグ(NL)では左SBとして5試合に出場した。
しかし、スペイン代表とのセミファイナルの1stレグで一発退場すると、2025年夏以降は所属クラブでの出場機会減少の影響で代表から遠ざかった。
チェルシーで出番を増やした後に行われた3月の代表戦では1年ぶりにゲームに絡んだが、出場機会は2試合目のエクアドル戦の77分以降のみ。
ミッキー・ファン・デ・フェンとナタン・アケというプレーエリアが被る選手がいるため、左利きの万能型DFの枠でW杯のメンバーに入るのは難しいだろう。