欧州では現在、多くの日本人選手が活躍し、サッカー日本代表の強化へとつなげている。しかし、なかには思ったような成長を見せられていない選手もいる。今回は、ヨーロッパの舞台でなかなか芽が出ない23歳以下の日本人選手を紹介する。※成績は16日時点の『transfermarkt』を参照[2/5ページ]
DF:チェイス・アンリ
生年月日:2004年3月24日(22歳)
所属クラブ:RBザルツブルク(オーストリア)
2025/26リーグ戦成績:3試合0ゴール0アシスト
チェイス・アンリは、福島県の尚志高等学校でその身体能力とポテンシャルは異彩を放ち、2年生のときにU-17サッカー日本代表に選出された。
3年生のときにはU-22日本代表に2世代の飛び級で招集され、この世代の高校ナンバーワンDFとして注目された。
高校卒業とともにドイツに渡り、シュトゥットガルトに加入すると、まずはセカンドチームで欧州の強度に身体を慣らすと、2024年8月にはブンデスリーガ1部デビューを飾った。
しかし、シーズン序盤はコンスタントに起用されたが、2025年に入ると「経験を積ませる」という方針のもと、主戦場をセカンドチームへ移すことに。
3月にはハムストリングを負傷して長期離脱を余儀なくされた。
そして、同年夏にオーストリアのRBザルツブルクに完全移籍した。
負傷により新天地で出遅れたアンリは、今年3月2日のハルトベルク戦で途中出場し、オーストリア1部リーグデビューを果たすも、初先発となった同月20日のシュトゥルム・グラーツ戦で、大失態を犯す。
ピッチ外で治療を受けたあと、主審の許可が下りる前にピッチに戻ったことがイエローカードの対象となり、この試合2度目の警告でまさかの退場となってしまい、出鼻をくじかれた。
出場停止処分が明けて現在は戦列に戻ったアンリ。ようやくピッチで輝くときが来たかに見えるが、ここまでの欧州挑戦は順風満帆ではない。

