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かなりマズイ…。欧州で伸び悩む23歳以下の日本人選手5人。思うような成長曲線を描けていないのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


欧州で伸び悩んでいる23歳以下の日本人選手たち【写真:Getty Images】



 欧州では現在、多くの日本人選手が活躍し、サッカー日本代表の強化へとつなげている。しかし、なかには思ったような成長を見せられていない選手もいる。今回は、ヨーロッパの舞台でなかなか芽が出ない23歳以下の日本人選手を紹介する。※成績は16日時点の『transfermarkt』を参照[5/5ページ]

FW:高岡伶颯(たかおか・れんと)

高岡伶颯
ヴァランシエンヌに所属する高岡伶颯【写真:Getty Images】



生年月日:2007年3月12日(19歳)
所属クラブ:ヴァランシエンヌ(フランス)
2025/26リーグ戦成績:16試合3ゴール0アシスト

 2023年、FIFA U-17ワールドカップの舞台で、一人の無名なストライカーが世界を震撼させた。

 日章学園高等学校に在学していた高岡伶颯は、グループリーグ3試合で4ゴールを奪う驚異的な活躍を披露。FIFA公式サイトが「日本の秘密兵器」と称賛したその爆発力は、またたく間に注目を集めることとなった。

 2024年6月には、翌年からプレミアリーグのサウサンプトンに加入することが内定。



 サウサンプトン加入直前には、AFC U-20アジアカップに臨むU-20日本代表にも飛び級で選出され、まさに順風満帆なキャリアを歩んでいた。

 しかし、いざ海を渡った後の現実は、想像以上に厳しいものだった。

 サウサンプトンのU-21チームで研鑽を積みながらトップ昇格を目指したものの、プロデビューの壁は高く、2025年夏には提携関係にあるフランス3部のヴァランシエンヌへ武者修行に出ることとなった。

 新天地では8月の第2節でいきなり2ゴールを挙げ、最高のスタートを切ったかに見えた。

 しかし、その後は沈黙。11月以降はスタメンを外れる試合も増え、フランスの地で出場機会に苦しむ日々が続いた。

 今年3月にはU-19日本代表合宿中に足の骨を疲労骨折。シーズン中の復帰は難しいため、4月9日にレンタルを打ち切り、予定より早くサウサンプトンに復帰することが発表された。

 19歳という年齢を考えれば、欧州の激しい環境で公式戦16試合に出場し、3ゴールを記録した経験は決して無駄ではない。

 しかし、U-17W杯で見せたあの鮮烈な輝きを知る者からすれば、今の足踏みはもどかしく映る。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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【了】

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