サッカー日本代表は3月31日の国際親善試合でイングランド代表に勝利を収め、2026 FIFAワールドカップ(W杯)開幕を前にFIFAランキングを上昇させた。大きな波乱を起こして世界を驚かせたことは事実だが、日本以外にも価値ある勝利で評価を高めたチームはほかにもある。今回は、直近のインターナショナルマッチウィークで最も多くのFIFAランキングポイントを稼いだW杯出場国をランキング形式で紹介する。※本記事は『FIFA』公式サイトをもとに作成しています。[4/5ページ]
2位:ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
最新FIFAランキング:65位
累計ポイント:1385.84
前回の加算ポイント:+13.33
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表は、前回のインターナショナルマッチウィークで2026 FIFAワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフの2試合を戦い、3大会ぶり2度目の本大会行きを決めた。
プレーオフ決勝でイタリア代表を下したことで、一挙に「13.33」のFIFAランキングポイントを獲得した。
1月のFIFAランキングが71位だったボスニア・ヘルツェゴビナは、プレーオフ準決勝で同35位のウェールズ代表に勝利すると、決勝では同13位のイタリアを下した。
FIFAランキングから見るとジャイアントキリングの連続で、さらに、試合の重要度を示す係数はW杯予選の「25」。
このランキングのトップに立っていても不思議ではないほどのインパクトを残した。
それでも加算ポイントが2位にとどまったのには明確な理由がある。
それは、2試合とも決着が「PK戦」に委ねられたことだ。
FIFAランキングの算出ルールでは、PK戦による勝利は通常の勝利「1.0」とは異なり「0.75」の価値として計算される。
イタリアというW杯優勝経験国を沈めながらも、計算上は「純粋な勝利」として処理されないため、波乱の大きさに対して加算が抑制される形となった。
とはいえ、土壇場での勝負強さを見せつけ、2試合連続でランキング上位国を退けた事実は、同国のサッカー史において最も重要な1ページとして刻まれた。
本大会では、カナダ代表、カタール代表、スイス代表と同じグループBに入ることが決定している。
ランキング上では依然として出場国の中では下位に位置するが、イタリアの夢を打ち砕いたその実力は、もはや世界の強豪にとっても無視できない脅威となっている。

