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U-20女子アジア杯制覇のヤングなでしこ指揮官が試合を重ねるごとに感じたこと「これに満足することなく次を見ていかなきゃいけない」

text by 竹中愛美 photo by Editor
U-20日本女子代表 井尻明監督

U-20日本女子代表の井尻明監督【写真:編集部】



 AFC U20女子アジアカップタイ2026(U-20女子アジア杯)で2大会ぶり7度目の優勝を決めたU-20日本女子代表(ヤングなでしこ)。井尻明監督が4月19日、帰国後に報道陣の取材に応じた。

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U-20日本女子代表の井尻明監督が試合を重ねる中で感じていたこと

「まずは率直に優勝したことに関してはとても良かったというところがあります。しかしながら、我々が目指しているところはなでしこジャパンからも含めて世界一奪還というところですので、これに満足することなく、次を見ていかなきゃいけないなという思いも今あります」

 日本は決勝でU-20北朝鮮女子代表を1-0で破り、前回大会の決勝で敗れた相手に雪辱を果たした。

「選手たちの多くがU-17のときもそうですし、2年前のU-20のときを経験している選手が多かったです。しかし、仇を打とうというよりも、我々は“この1年、2年で成長した姿を証明しようよ”というような伝え方をして、ピッチに送り出しました」

 難敵・北朝鮮とは決勝でこれまで5大会連続で対戦しているが、今大会も北朝鮮のフィジカルを押し出したプレッシャーに押し込まれ、主導権を握られる時間帯が多かった。

 それでも、日本は攻守に置いて粘り強く闘い抜き、後半、福島望愛のフリーキックから佐野杏花が頭で合わせて奪ったゴールを最後まで守り抜いた。



 日本は今大会の北朝鮮戦そして、9月にポーランドで開催されるU-20女子ワールドカップに臨むにあたって、市立船橋高校など男子チームと対戦をし、試行錯誤をしてきたという。

「選手の中ではなかなか点も取れない。“やられっぱなしで大丈夫なのか、私たちのカテゴリーは他のカテゴリーと違ってダメなんじゃないかしら”みたいな声も多少最初はありました。

 しかし、我々が伝えていることをみんなが実直にやってくれて、結果が出てきたときに、一体感が少しずつ試合をこなすごとに出てきたというところはあります」

 実戦を重ね、結果が出る中で自然と一体感が生まれていった日本。井尻明監督はこの大会を通じて得られたことをもって、この先のU-20女子ワールドカップを見据えている。

「ただ、まだまだ詰めなきゃいけないところ、特に決勝の北朝鮮のああいう激しいハイインテンシティーの中で日本の持っている技術ややりたいことができるようにならなきゃいけない。そこは今後詰めなきゃいけないところだと考えています」

(取材・文:竹中愛美)

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【了】

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