
怪我に悩まされる現役の日本人選手たち【写真:Getty Images】
「ガラスの天才」。特別な才能がありながら、常に怪我と隣り合わせのキャリアを送ってきた選手の多くが、そう呼ばれてきた。もちろん、現代にもその呼び名が当てはまる者は多い。今回は、ピッチに立てば別格だが、頻繁に怪我を繰り返してしまっている現役の日本人選手をピックアップして紹介する。[2/5ページ]
伊藤洋輝(いとう・ひろき)

バイエルン・ミュンヘン所属の伊藤洋輝【写真:Getty Images】
生年月日:1999年5月12日
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:12試合1ゴール2アシスト
伊藤洋輝は、皮肉にも世界最高のクラブのひとつへ移籍すると同時に、負傷離脱を繰り返す選手となってしまった。
2021年にジュビロ磐田からシュトゥットガルトへと加入した伊藤は、すぐさまドイツの舞台で活躍。
188cmの長身と、対角へのロングフィードを難なくこなす高いキック精度を持つ左利きCBとして、3シーズン連続でリーグ戦26試合以上に出場してきた。
特に、23/24シーズンは高い守備力を武器に、チームのリーグ3位の躍進に貢献。
この好成績もあり、伊藤はシーズンオフに名門バイエルン・ミュンヘンへ加入することとなった。
同クラブは当時CBに不安を抱えており、伊藤は即戦力として大きな期待を寄せられていた。
しかし、シーズン開幕前に左足中足骨を骨折してしまったことでシーズンの大半を欠場することとなった。
同箇所の負傷は、再発を繰り返しやすく、伊藤はその後、2度の長期離脱を余儀なくされた。
その結果、24/25シーズンはリーグ戦6試合、今季もここまで同13試合の出場に留まっている。
第30節のシュトゥットガルト戦で今季初のフル出場を記録したものの、クラブは伊藤のプレータイム管理に慎重な姿勢を取っている。
3月の代表シリーズでも、2試合とも後半早々に交代しており、いまだ本調子ではないようだ。