フットボールチャンネル

フォーカス 10時間前

もう元には戻らない? 怪我が多すぎる現役の日本人選手5人。才能はあるのに…もったいない状態が続いているのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


怪我に悩まされる現役の日本人選手たち【写真:Getty Images】



「ガラスの天才」。特別な才能がありながら、常に怪我と隣り合わせのキャリアを送ってきた選手の多くが、そう呼ばれてきた。もちろん、現代にもその呼び名が当てはまる者は多い。今回は、ピッチに立てば別格だが、頻繁に怪我を繰り返してしまっている現役の日本人選手をピックアップして紹介する。[5/5ページ]

安部裕葵(あべ・ひろき)


浦和レッズ所属の安部裕葵【写真:Getty Images】



生年月日:1999年1月28日
所属クラブ:浦和レッズ
今季リーグ戦成績:2試合0ゴール0アシスト

 安部裕葵は、着実に復活への道のりを歩んでいる。

 鹿島アントラーズでプロキャリアをスタートさせた安部は、プロ2年目の2018年にベストヤングプレーヤー賞を受賞。

 翌年には鹿島伝統のエースナンバーである背番号10を背負う。クラブの新たなスターとなるにふさわしい選手だった。



 スター街道一直線の安部には、名門・バルセロナも注目。2019年夏に同クラブBへの完全移籍が決まった。

 数々の名選手を輩出してきたラ・マシアで躍動する日本人選手の姿は、間違いなく多くのサポーターにとって希望そのものだった。

 その安部は、1年目の19/20シーズンからリーグ戦20試合4ゴールとまずまずの成績を残している。

 しかし、同シーズン後半戦に大腿二頭筋を負傷すると、これが現在まで影響を与える大きなけがとなってしまった。

 この怪我は何度も再発を繰り返し、以降バルセロナBではほとんど試合に出ることができなかった。

 怪我が一向に回復しないまま、安部は2023年に浦和レッズへと加入し、4年間のスペイン生活を終えている。

 帰国後も怪我は尾を引く。

 Jリーグ復帰後初の公式戦出場となったのが昨年10月の横浜F・マリノス戦で、これが実に約4年振りの公式戦に。

 今季も2試合に出場しているが、どちらも試合終了間際の投入で、スタメンでその姿を見られる日はまだまだ遠い。

 それでも、バルセロナに認められたその実力は間違いなく本物だ。浦和でなんとかもう一花咲かせてほしいものだ。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
Xアカウント:@foot_ch
インスタグラムアカウント:foot_ch

【関連記事】
一番大変なのは? Jリーグ百年構想リーグ、サポーターの総移動距離ランキング1~5位。過酷なアウェイ遠征
明治安田Jリーグ百年構想リーグ ユニフォーム記事一覧
日本では監督との間に壁がある。でも、外国人監督はフラットだった。日本は全員を守ろうとして自分が死ぬ【ポープ・ウィリアム手記】

【了】

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!