サッカー日本代表は直近でイングランド代表を撃破するなど絶好調。迫るFIFAワールドカップ2026(W杯)への期待感は、かなり高まっている。しかし、下馬評が高いほど危険なのが4年に1度の大舞台。それは、歴代の強豪国が証明している。今回は、「W杯の優勝候補」と称されながら、まさかのグループリーグ敗退に終わった国をピックアップして紹介する。[2/5ページ]
イタリア代表
大会:南アフリカW杯(2010年)
監督:マルチェロ・リッピ
グループリーグ成績:0勝2分1敗
イタリア代表はFIFAワールドカップ(W杯)でブラジル代表に次ぐ通算4度の優勝を誇る。
2006年のドイツ大会では、フランス代表とPK戦にもつれる死闘を制して4度目の世界一に輝いていた。
ところが、続く2010年の南アフリカW杯では未勝利に終わり、まさかのグループリーグ敗退を喫する。
ドイツ大会で優勝に導いたマルチェロ・リッピは大会終了後に勇退したが、ユーロ2008(欧州選手権)での早期敗退を受けて2008年に再任。W杯の優勝メンバーを中心とした編成で2010年大会に臨んだ。
ところが初戦のパラグアイ戦と第2戦のニュージーランド戦で、いずれも1-1の引き分けと、格下と見られていた相手に勝ち切れず。
突破がかかった第3戦スロバキア戦は2点を先行される難しい試合となり、2-3の敗戦を喫した。
大会後にリッピは「2006年の成功に私が一役買ったのなら、今回の失敗についても私が責任を負わなければならない」と謝罪。
3試合連続で相手に先制点を許す受け身の姿勢が、早期敗退の要因の一つだと考えられる。

